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競合調査: hjarni 競合調査レポート: Hjarni Clipnoteの競合プロダクトとしての位置づけ整理 / 2026-08-11作成 1. サマリー Hjarni は「AIに長期記憶を持たせる」ことを目的としたMarkdownベースのナレッジベース(ノートアプリ)で、全アカウントに組み込みのMCPサーバーを備える。Claude / ChatGPTなどのAIクライアントが、ユーザーのノートを検索・作成・更新できる点が最大の特徴。 Clipnoteとは「MCP経由でAIがコンテンツを読み書きできる」という土台は共通するが、 目的が異なる 。Hjarniは「AIの記憶装置」、Clipnoteは「AIが生成したHTML/Markdownの保存・公開ツール」であり、直接競合というより隣接領域のプロダクトと言える。 2. 基本情報 項目 内容 プロダクト名 Hjarni(古ノルド語で「脳/心」の意) URL hjarni.com 一言で言うと ChatGPT / ClaudeにMarkdownノートを介した長期記憶を持たせるナレッジベース MCPサーバー ホスト型( https://hjarni.com/mcp )。OAuth 2.0(PKCE)またはBearerトークンで認証。Streamable HTTP / JSON-RPC 2.0 3. 主な機能 ノート・ナレッジベース機能 Markdownでのノート作成、フォルダによる階層整理、タグ付け Wiki-link(ノート間の双方向リンク)でナレッジグラフ的に接続 フォルダ単位でAI向けのカスタム指示(instructions)を設定可能 — AIはネストした指示をすべて読み込む 編集履歴(バージョン管理)と30日間のゴミ箱からの復元 ファイル添付、Chrome拡張のWebクリッパー 公開フォルダリンクによる共有(Pro以上) MCP / AI連携機能 ノートの全文検索・作成・読み取り・更新・削除をAIが実行可能 フォルダ一覧・作成、タグ管理、ファイル添付操作もMCP経由で可能 チーム操作、ダッシュボード(アカウント概要)取得ツールも提供 組み込みプロンプト3種(ノート要約・週次レビュー・トピック横断リサーチ) Claude / ChatGPTのディレクトリからワンクリック接続。Cursor・Claude Code・Windsurf・Clineにも対応 4. 料金プラン プラン 価格 内容 Free 無料 ノート25件まで、MCP/API機能フル利用可、ファイルストレージ20MB Pro $10/月 ノート無制限、ファイル添付、公開フォルダ共有 Teams $20/席/月 チーム共有ナレッジベース、メンバー管理(最初の25件は無料) ※年間契約で2ヶ月分無料。解約後もノートは保持される。 5. ターゲットユーザー 開発者(設計ドキュメント・デバッグの知見の蓄積) 研究者(文献ノート・知見の統合) 起業家(戦略・意思決定の記録) ライター(スタイルガイド・リサーチ整理) 共有ナレッジベースを必要とするチーム 6. Clipnoteとの比較 観点 Clipnote Hjarni コアコンセプト AIが生成したHTML/Markdown/プレーンテキストを 保存・公開 するツール AIに 長期記憶 を持たせるMarkdownナレッジベース 主な用途 AI生成物の保管・共有・公開URL発行 AIとの会話をまたいだ文脈・指示・知識の保持 対応形式 HTML/Markdown/プレーンテキスト Markdownのみ 公開・共有 クリップ単位・コレクション単位でpublic/private切替、公開URL発行が主機能の一つ Pro以上で公開フォルダリンクを提供(副次機能) MCPツール構成 list_pages / get_page / upload_page / update_page (4種、削除は対象外) CRUD全般+フォルダ・タグ・ファイル添付・チーム操作など多数 整理機能 コレクション(複数クリップの束ね・公開単位) フォルダ階層+タグ+Wiki-link フォルダ単位のAI指示 なし あり(フォルダごとにカスタムAI指示を設定可能) 認証(MCP) APIキー(Bearer)/OAuth 2.1(PKCE+動的クライアント登録)併存 OAuth 2.0(PKCE)/Bearerトークン バージョン管理 直近10件保持、復元・ダウンロード可 編集履歴を保存、30日間のゴミ箱復元 料金 (要件定義に記載なし・現状無料と推測) Free(25件)/Pro $10/月/Teams $20/席/月 レンダリング 別ドメインiframe(sandbox隔離)でHTMLをそのまま実行可能 Markdownのみのため、HTML実行のようなリッチな表示は非対応 7. 考察 直接競合ではなく隣接領域。 Hjarniは「AIに覚えさせておく個人の知識・指示」を主眼とし、公開・共有はあくまで副次的な機能。Clipnoteは「AIに生成させたコンテンツをそのまま安全に保存・公開する」ことが主眼で、Markdownに限らずHTMLをサニタイズなしでそのまま実行できる点(iframe sandbox隔離)が大きく異なる。ユーザーが両方を併用するケース(Hjarniで知識を蓄積しつつ、生成物の公開はClipnoteで行う)も十分考えられる。 Clipnoteとして注目すべき点 フォルダ/コレクション単位のAI向けカスタム指示 :Hjarniのフォルダ単位instructions機能は、Clipnoteのコレクションにも応用の余地がある(例:「このコレクションに追加するクリップは常にpublicにする」等のデフォルト挙動をAIに伝える)。現行の要件定義(5-9節)では upload_page 時点でのコレクション割当は対象外としているため、当面はギャップとして認識しておく程度で良さそう。 公開共有の訴求の強さ :Hjarniは主機能がノート管理でありながら公開リンクを有料プランの訴求点にしている。Clipnoteは公開URL発行がそもそも主機能であり、この点は差別化として強調できる。 料金モデルの参考 :Hjarniの「無料枠+件数上限」モデルは、Clipnoteの将来的な収益化を検討する際の参考になりうる。 MCPツールの絞り込み方針の妥当性 :Hjarniは削除やチーム操作までMCP経由で提供しているのに対し、Clipnoteは意図的に upload_page / update_page / list_pages / get_page の4種に絞り、削除やコレクション操作を管理画面のみに限定している(要件定義5-9節・15章)。誤操作防止の観点では妥当な設計判断と言える。 8. 出典 https://hjarni.com/ https://hjarni.com/about https://hjarni.com/docs https://github.com/hjarni/hjarni-mcp Clipnote社内向け競合調査メモ。Web検索結果に基づく(実際のプロダクト画面は未確認)。